ファッションとスタイルの違いって?

”Fashions fade, style is eternal.”
by Yves Saint Laurent

昨年イブサンローランの映画が2本公開されました。私が観たのは「サンローラン」
2014年第67回カンヌ国際映画祭で上映され、セザール賞・最優秀衣装デザイン賞を獲得したベルトラン・ボネロ監督の作品です。

時代の寵児としてサンローランの人生が最も輝き、最も堕落した、良くも悪くもエキサイティングで華々しかった10年間にスポットを当て、彼のクリエイションに対する苦悩、それゆえに快楽に溺れていく痛々しい姿を生々しく描いたストーリー。アーティストゆえの孤独や絶望、それでも自分の身を削って美を追求している姿に自然と引き込まれ、映像の美しさに魅了される作品でした。

そんな彼が残したことば。

ファッション(流行)はいつか廃れ消えていくものだけど、スタイルは永遠に残るもの。

彼は新しいファッションを世の中に提示し、
今まで誰も見たことのない世界を作り続けたと同時に、
生涯追求したものは、永遠に続く「スタイル」だったのでしょう。

ファッションからスタイルへ。そしてブランドへ。

私たちはサンローランにはなれないかもしれないけれど、自分なりのスタイルを追求していくことはできます。

それは常に自分自身と向き合う作業なので、苦しいかもしれません。
ましてクリエイティブに生き、何かを生み出そうとするならなおさらです。

苦しくて地道な作業の繰り返し。それを続けていける人が、やがてブランドになるのでしょう。

私自身もまだスタート時点に立ったばかりですが、「スタイル」を持ち、「スタイル」を提案できるプロフェッショナルを目指して歩んでいきたいと思います。